科目名

無機化学1                [ back ]

対象

分子科学課程・2年次生以上

時間

後期・月曜・1限

教室

B3棟・2階・202講義室

単位数

2単位

担当 松坂(A13棟・4階・406室)

オフィス
アワー

随時

授業の目的・
到達目標

化学結合の生成、陰イオンの化学、酸と塩基など、無機化学(元素の化学)の基本概念を理解すること

特に軌道の重なりの観点で化学結合をとらえ、分子の有する構造と分子の示す性質とが密接不可分の関係にあることを認識すること

授業内容

無機化学は約 100 種の元素の組み合わせからなる多様な物質の構造・性質・反応性をとりあつかう学問です。「無機化学1」では、第1、第2周期の元素を中心に、s および p 軌道の電子が分子の構造や反応性を理解するうえで重要な役割を演じている典型元素の化合物をとりあげます。

授業はテキストの第1部1章、2章、4章を中心とし、これに第2部の各論部分を適宜織り交ぜて実施します。
また、授業内容の理解を深める目的で、レポート課題を課します。

テキスト

シュライバー・アトキンス「無機化学(上・下)」(東京化学同人)

参考書

ウィンター 「フレッシュマンのための化学結合論」 (化学同人)
三吉克彦 「はじめて学ぶ大学の無機化学」 (化学同人)
増田・長嶋共編 「ベーシックマスター無機化学」 (オーム社)
ボルハルト・ショアー 「現代有機化学() (化学同人)
中沢浩 「無機化学演習 〜大学院入試問題を中心に〜」 (東京化学同人)

成績評価

期末試験およびレポートの内容/提出状況により行います。

備考

本科目は、受講生が化学1をすでに履修していることを前提に実施します。
また、本科目と並行して履修する化学2の内容とも連携をとりつつ行います。

・実施スケジュール 

実施日

       予定される内容 *

配布資料など

第1回

9/28

  「無機化学1」科目概要

レポート課題1
講義資料1

第2回

10/05

 水素型原子の構造

レポート課題2
講義資料

第2回

10/12

 水素型原子の構造

レポート課題3

第3回

10/19

 水素型原子の構造

レポート課題4

第4回

10/26

 多電子原子

レポート課題5

第5回

11/09

 多電子原子

レポート課題6

第6回

11/16

 ルイス構造

レポート課題7

第7回

11/23

 ルイス構造

レポート課題8
講義資料3

第8回

11/30

 原子価結合理論

レポート課題9

第9回

12/07

 原子価結合理論

レポート課題10

10

12/09
(水)

 分子軌道理論補講:水曜1限・B3棟2階204室

レポート課題11

 

12/14

 分子軌道理論 (休講  

11

12/21

 分子軌道理論

レポート課題12
【参考】

12

12/28

 分子軌道理論

レポート課題13

13

1/08
(金)

 多原子分子の分子軌道補講:金曜1限・A5棟3階308室

レポート課題14

 

1/14(木)

 多原子分子の分子軌道 (補講・木曜3限・A13棟4階405室
 【注】 1/08(金)に実施した補講を受講できなかった2年次生
 

第14回

1/18

 多原子分子の分子軌道

レポート課題15
レポート課題16

15

1/25

 酸と塩基

16

2/01

 期末試験 (実施要領問題結果

 

 

 *  講義の進度に応じて若干変更される可能性があります。    [ back ]