科目名 無機化学1
対象 分子科学課程・1年次生
時間 後期・月曜・1限
教室 B3棟・3階・301講義室
単位数 2単位
担当 松坂 (A2棟・1階 ・ 2106S 室)竹本A2棟・1階・2144E室)
授業目標 無機化学は約 100 種の元素の組み合わせからなる多様な物質の構造・性質・反応性をとりあつかう学問です。「無機化学1」では、化学結合の生成、陰イオンの化学、酸と塩基など、無機化学(元素の化学)の基本概念を学びます。特に軌道の重なりの観点で化学結合をとらえ、分子の有する構造と分子の示す性質とが密接不可分の関係にあることを認識することを 目標とします。
授業内容 第1、第2周期の元素を中心に、および 軌道の電子が分子の構造や反応性を理解するうえで重要な役割を演じている典型元素の化合物をとりあげます。授業はテキストの第1部3章、5章、7章を中心とし、これに第2部の各論部分を適宜織り交ぜて実施します。また、授業内容の理解を深める目的で、レポート課題を課します。
テキスト コットン・ウィルコンソン・ガウス「基礎無機化学」(培風館)
参考書 三吉克彦「はじめて学ぶ大学の無機化学」(化学同人)
シュライバー「無機化学(上・下)」(東京化学同人)
ブルース「有機化学(上・下)」(化学同人)
成績評価 期末試験、課題レポートの内容および提出状況により行います。
備考 本科目は、受講生が化学1をすでに履修していることを前提に実施します。また、本科目と並行して履修する化学2の内容とも連携をとりつつ行います。なお、本科目の詳細や実施スケジュール等については、担当教員の研究室のウェブサイトを参照して下さい。