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植物やシアノバクテリアを用いる有用物質合成

 植物やシアノバクテリアは光エネルギーを利用して多様な物質生産を行っています。そこで、このシステムを有用物質合成に利用したいと考えています。現在、タバコやシロイヌナズナなどの陸生植物、様々な水生植物、シアノバクテリアを生体触媒として用いる物質変換について研究しています。
加水分解酵素を用いる有用物質合成

 加水分解酵素は有機合成において有用な触媒です。現在、リパーゼを用いて光学活性アルコールやアミンを得る反応について研究しています。また、タンナーゼを用いるガロタンニン類の合成についても研究を行っています。
抗酸化活性や膵リパーゼ阻害活性を有する化合物の合成

 生活習慣病予防の観点から、抗酸化活性や膵リパーゼ阻害活性を示す化合物の合成を行っています。現在、ガロイル基などを有するポリフェノール化合物を合成し、それらの抗酸化活性や膵リパーゼ阻害活性について研究しています。