May 9, 2007


無機化学2・レポート課題5   (提出期限・5/11(金):提出先・松坂研究室)
  


6配位8面体構造を有する金属錯体 ML6 の配位子置換反応(式1) に関する以下の問いに応えよ。
なお、レポート作成にあたっては、考え方の筋道を明快に示すよう留意すること。

               ML6   +   L'  →    ML5L'   +   L    (1)


 (1) 式1の反応が「解離型機構」で進行する場合に期待される速度式を、出発物質の濃度を用いて示せ。
 (2) 式1の反応が「会合型機構」で進行する場合に期待される速度式を、出発物質の濃度を用いて示せ。
 
備考 解離型機構および会合型機構で進行する有機化学反応に関しては、本科目と並行して学ぶ
有機立体化学」(担当・豊田先生)で学ぶ「ハロゲン化アルキルの反応(求核置換反応)」でも
とりあげます。

化学反応の速度を追跡することにより、化学反応がどのように進行しているか(反応機構)に関する
情報をいかに得るかについては、「物理化学2」(2年次後期:担当・田中先生)で詳しく学びます。
 
これらの科目のテキストや講義ノート等の関連箇所を適宜参照して理解を深めて下さい。