科目名 

 

有機化学2

  

対象 

 

分子科学課程・2年次生 

  

時間 

 

後期・金曜・2限 

  

教室 

 

A5棟・3階・305講義室 

  

単位数 

 

2単位  

  

担当 

 

福山(A13棟・4階・412E室)


授業の目的・到達目標

アルキン、共役ジエンの構造的特徴、反応性を理解できること。芳香族化合物に関する各種の反応性を理解できること、さらに芳香族ユニットを有する有機分子を合成するために必要な知識を身につけること。各授業の予習は必須である。

  

授業内容 

 

有機化合物の合成・構造・反応性について官能基ごとに整理して系統的に学習する。有機化学Ⅱでは、アルキン、非局在化電子を有する共役ジエンおよび芳香族化合物に関する各種の反応性を学び、さらに芳香族ユニットを有する有機分子を合成するために必要な知識を修得する。非局在化電子の概念,共役ジエンの反応、さらに芳香族性と芳香族化合物の反応を学ぶ。また,演習形式で章末問題を解き理解を深める。   

  

教科書 

 

「ボルハルト・ショアー現代有機化学 第6版 上」(化学同人)
「ボルハルト・ショアー現代有機化学 第6版 下」(化学同人)

  

成績評価 

 

授業の目的(到達目標)の到達度で成績評価を行う。C(合格)となるためには、実施される授業内容に関連する基礎問題が解けることが必要である。総合演習および本試験により評価する。 

  

オフィスアワー

 

随時


・実施スケジュール 
 

予定される内容 *

備考

第1回

 アルキンの性質と結合

text p.693-710を予習

第2回

 アルキンの求電子付加反応

text p.711-723を予習

第3回

 非局在化電子

text p.739-748を予習

第4回

 共役ジエンの化学

text p.749-760を予習

第5回

 Diels-Alder反応

text p.760-773を予習

第6回

 電子環状反応

text p.773-785を予習

第7回

 13章、14章演習

問題を予習

第8回

 ベンゼン・芳香族性および共鳴

text p.819-829を予習

第9回

Hückel則

text p.839-851を予習

第10回

 芳香族求電子置換反応(1)

text p.851-858を予習

第11回

 芳香族求電子置換反応(2)

text p.859-868を予習

第12回

 置換ベンゼンの反応

text p.885-905を予習

第13回

 置換ベンゼンの合成

text p.905-917を予習

第14回

 15勝、16章演習問題

問題を予習

第15回

 総合演習

問題を予習

 *  講義の進度に応じて若干変更される可能性があります。