Ohashi lab title

Instruments

グローブボックス
MBRAUN LABmaster pro sp

有機金属錯体やカルベンを多数取り扱う大橋研において欠かせない装置の1つ。 高純度窒素で満たされたボックス内部の酸素/水分濃度は常に数 ppm 以下。グローブ越しの 実験操作により、酸素や水分に不安定な化合物を外気から完全に遮断した状態で取り扱うことが可能。


極低温反応装置(グローブボックス仕様)
TechnoSigma UCR-150 (カスタムメイド)

グローブボックス内部で極低温(-80℃)反応が実施できる優れもの。グローブ ボックス内には低温槽と温度制御用の熱電対のみを設置する一方、嵩張るヘリウム サイクル冷凍機本体をボックス外部に配置することにより、省スペース化を実現。


有機溶媒精製装置
Glass Contour Solvent Dispensing System

水分・酸素を嫌う反応を行う際には、有機溶媒の精製(脱水・脱気)が欠かせません。 この装置には水分と酸素を除去する触媒が充填されたカラムを備えており、このカラムに 有機溶媒を通すことにより、安全かつ簡便に精製された有機溶媒を提供することが可能です。


電気化学計測システム
北斗電工 HSV-110

化合物の酸化還元特性を調べる測定(サイクリックボルタモグラム)をはじめ、複数種の。 電気化学測定ができる装置。大橋研のグローブボックス内部に電解セルのみを持ち込むことにより、 大気中で不安定な化学種の酸化還元電位も測定可能。


キセノン光源
朝日分光 MAX-303

光化学反応に必要な光源を作り出す装置。複数のバンドパスフィルターが内蔵され、 単色光源としても利用可能。さらに、分岐ライトガイドや導光ロッドプローブと組み合わせて 使用すれば、複数の溶液試料に同一波長の(単色)光を同時に液中照射することも可能。


クラスタ計算機システム
Intel Xeon E5-2698v4 x 6 (120 core)

DFT 計算(計算化学の手法の1つ)を行うための高性能計算機システムです。標的とする化合物の 物性予測を分子設計に反映させたり、反応の遷移状態の構造やエネルギーなどを求めたり することができます。