June 13, 2007   


無機化学2・レポート課題10   (提出期限・6/15(金):提出先・松坂研究室)
   


中心金属のオービタル (nd, (n+1)s, (n+1)p) と配位子のオービタルとがσ型の重なりのみを形成する場合の、以下の2種類の金属錯体の定性的な MO エネルギー準位図を示せ。

 考え方の筋道を明快に示すよう、特に留意すること。


  (1)八面体型錯体 ML6      (2)平面四配位型錯体 ML4

 
備考 テキスト P 490〜491、図23-8 および 23-9 の意味するところを理解することが今回の課題のポイントとなります。

中心金属と配位子との結合的相互作用を、両者のオービタル同士の重なり合いの観点からとらえる分子軌道の考え方と、静電反発に基づいてとり扱う結晶場の考え方を比較してみましょう。

結晶場の考え方に対する見方が変わるはず・・・