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科目名 |
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有機化学特論 |
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対象 |
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分子科学専攻・博士前期課程 |
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時間 |
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前期・月曜・2限 |
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教室 |
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A13棟・4階・405セミナー室 |
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単位数 |
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2単位 |
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担当 |
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授業の目的・到達目標
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前半ではラジカル種による有機反応とその応用について、後半では有機溶媒に置き換わる有機反応プロセスと環境調和型の反応媒体の有効性と課題について認識できるようにする。 | |
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授業内容 |
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有機化学における基本的な反応活性種であるラジカル種に着目し、構造と性質の理解を行う。またこれを活用した現代の有機反応について理解を深める。さらにグリーンケミストリーと称される環境調和型の有機化学について現状を探り理解を深める。
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テキスト |
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文献または参考書を適時指定します。
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成績評価 |
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期末試験、レポートおよび出席状況により行う。 |
オフィスアワー |
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柳:随時 |
・実施スケジュール
回 |
予定される内容 * |
担当者 | 備考 |
第1回 | ラジカル反応の基礎 | 柳 | ラジカル種の構造 |
第2回 | ラジカル反応の種類 | 柳 | ラジカル種の反応解析 |
第3回 | ラジカル連鎖反応 | 柳 | 連鎖反応とその応用 |
第4回 | カスケード型ラジカル反応 | 柳 | 連続型結合形成手法 |
第5回 | カルボニル化合物の合成 | 柳 | 一酸化炭素の活用 |
第6回 | 含窒素ヘテロ環の合成 | 柳 | 生物活性物質の合成 |
第7回 | 環境調和型化学総論 | 柳 | 環境保全と有機化学 |
第8回 | イオン液体とは | 福山 | イオン液体の種類 |
第9回 | イオン液体を用いた反応 | 福山 | 触媒の固定化 |
第10回 | 含窒素複素環カルベン |
福山 | カルベンを用いた触媒反応 |
第11回 | 代替溶媒中での有機反応?概論? | 松原 | 溶媒の機能について調べておく |
第12回 | 多相系反応 | 松原 | 二相系反応例を調べておく |
第13回 | 水中での有機反応 | 松原 | 界面活性剤について調べておく |
第14回 | 超臨界流体中の反応 | 松原 | 超臨界状態について調べておく |
第15回 | フルオラス溶媒中の反応 | 松原 | ペルフルオロカーボンの性質について調べておく |
* 講義の進度に応じて若干変更される可能性があります。