科目名 |
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有機化学特論 |
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対象 |
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分子科学専攻・博士前期課程 |
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時間 |
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前期・木曜・2限 |
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教室 |
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A13棟・4階・405セミナー室 |
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単位数 |
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2単位 |
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担当 |
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授業の目的・到達目標
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不斉触媒反応やメタセシス反応、および、クロスカップリング反応などに代表される近年の革新的有機合成反応の開発研究において、遷移金属錯体触媒反応の果たす役割は極めて大きい。本講義では、有機遷移金属錯体の反応性を理解する基盤としての構造化学的基礎と有機遷移金属錯体の素反応パターンを概観するとともに、近年のホットトピックである3つの反応(クロスカップリング・C-H官能基化・オレフィンメタセシス)について詳説する。 前半では、複数の化学結合の切断と生成とを伴う一見して複雑な遷移金属錯体触媒反応が「どのような素反応パターンの組み合わせで進行しているのか」を理解できるようになることに加え、遷移金属触媒を活用したクロスカップリング反応の反応機構や反応性などについて理解することを目標とする。 後半では、有機分子中に遍在する C-H 結合の官能基化やオレフィンメタセシスを基盤とする骨格形成反応において、遷移金属触媒がどのような役割を果たしているのかを理解することを目標とする。 |
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授業時間外の学習(準備学習) |
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授業を理解するためには、予習と復習が不可欠である。予め配布された資料の内容をチェックし、専門用語などについては理解しておくよう努める。また復習として、授業中に配布された資料を中心に授業で取り扱った内容をしっかり理解するよう努める。特に、教科書に出て来ない専門用語や概念については、配布資料とノートを読み返して理解を深めるよう努める。 |
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テキスト |
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配付資料または参考書を適時指定します。 |
成績評価 |
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成績目標(達成目標)の達成度で成績評価を行う。 C(合格)となるためには、授業で採り上げたすべての項目を理解することが必要である。成績を評価する手段として、レポートと期末試験を用いる。成績評価に占める割合は、レポート 50%、期末試験が 50% とする。 |
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オフィスアワー |
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神川:随時 |
・実施スケジュール
回 |
予定される内容 * |
担当者 | 備考 |
第1回 | 遷移金属触媒を用いる有機合成反応の基礎知識(1) | 大橋 | 予習資料1 |
第2回 | 遷移金属触媒を用いる有機合成反応の基礎知識(2) | 大橋 | 予習資料2 |
第3回 | 遷移金属触媒を用いる有機合成反応の基礎知識(3) | 大橋 | 予習資料3 |
第4回 | クロスカップリング反応(1) | 大橋 | 予習資料4 |
第5回 | クロスカップリング反応(2) | 大橋 | 予習資料5 |
第6回 | クロスカップリング反応(3) | 大橋 | 予習資料6 |
第7回 | 総合演習(1) | 大橋 | 第1〜6回資料 の範囲全て |
第8回 | C-H 官能基化(1) | 神川 | 予習資料1 |
第9回 | C-H 官能基化(2) | 神川 | 予習資料2 |
第10回 | C-H 官能基化(3) | 神川 | 予習資料3 |
第11回 | オレフィンメタセシス(1) | 神川 | 予習資料4 |
第12回 | オレフィンメタセシス(2) | 神川 | 予習資料5 |
第13回 | オレフィンメタセシス(3) | 神川 | 予習資料6 |
第14回 | 総合演習(2) | 神川 | 第8〜13回資料 の範囲全て |
第15回 | 期末試験 |
神川・大橋 | 全範囲 |
* 講義の進度に応じて若干変更される可能性があります。