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上原 章平大学院博士前期課程1年
 私は今春大阪府立大学を卒業し、4月からは大学院分子科学専攻の博士前期課程に進学して、学部4回生の頃からとりくんでいた有機化学の研究を引き続き行っています。

私が行っている研究は、「ラジカル反応」を活用して有機分子を合成するための新たな手法を開発することを目標としています。実のところ、研究室に入るま では、その分野については全くの無知でした。卒業研究を開始した当初はわからないことだらけでしたけれども、研究室の先生方や親切な先輩のみなさんのサ ポートのおかげで、有機化学やラジカル反応に関する新しい知識や実験のやり方、研究の進め方などを学んでくることができました。その過程で自分の専門とす る分野への興味もわいてき、自主的に勉強をするようになったのですが、そこが3回生の時までと最も異なっている点ではないかと思います。

研究室では一年中実験ばかりやっているかというと、実際のところそうではありません。私の所属している柳研究室では、実験の合間にメンバーでボーリング に行ったり、杯を酌み交わしたり、旅行に行ったりしています。また、研究室の枠を超えた飲み会も開かれています。

分子科学科に今春入学された新入生のみなさん、勉強の面でも遊びの面でも、大学生活を存分に満喫して下さい。そして、分子科学科を希望する化学好きの高校生のみなさん、ぜひとも中百舌鳥キャンパスでお会いしましょうね。

 

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上原さん (研究室にて)