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橋本 雅美学部・4年

私は現在4年生で卒業研究に取り組んでいます。所属する研究室ではたんぱく質の質量分析をしており、新たな発見を目指して実験・装置の改良などを行なっています。4年生になって研究室に配属されたときはわからないことばかりで、このままやっていけるのかと心配になりました。
しかし、先生や先輩からご指導していただき、研究の面白さやするべきことがだんだんとわかってきたように思えます。(もちろん今でも知らないこと、分からないことがたくさんあるので勉強しています。)4年生ではまだ研究の基礎を学ぶだけなので、「もっと発展した研究をしたい」、「与えられるだけではなく、自分で考えることができるようになりたい」と思い、来年度に誕生する理学系研究科・分子科学専攻へ進学を決めました。

大学で学ぶ化学は高校で習ってきたものとは一見まったく違うように感じられて、入学当初は戸惑ってしまうかもしれませんが、気さくな先生が多く質問にも丁寧に答えて下さいます。レポートや演習の授業も多く(3年生になると毎週テストがある!)、大変なときもありますが、その分たくさんのことが身につきより深い知識を得ることができます。

化学の研究といえば白衣を着てガラス器具をふっているイメージがありますが、実はそれだけではないのです。このホームページには分子科学科の様々な研究室の紹介が載っているので、それをみて「こういうのも化学の分野なのか」と興味をもってもらえればうれしいです。

来年度、たくさんの探究心や好奇心をもった1年生が理学部・分子科学科に入学することを楽しみにしてます。

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橋本さん(研究室にて)