RESEARCH1
非中心不斉化合物を活用した
触媒的不斉合成の開発
面不斉遷移金属錯体を母骨格に有する不斉配位子/不斉触媒を設計し、
右手型の分子と左手型の分子を見分けて光学活性化合物を効率良く
生み出す触媒的不斉合成に適用すること目指しています。
また、非中心不斉を有する化合物群
(例えば、面不斉や軸不斉化合物、ヘリセンなど)を
触媒的不斉合成により光学活性体として合成することを検討しています。
RESEARCH2
非平面芳香族炭化水素化合物の
設計・機能開拓
近年、フラーレンやカーボンナノチューブに見られるような、
非平面芳香族炭化水素が次世代デバイスを支える鍵マテリアルとして
科学分野や産業界から多くの注目を集めています。
私たちの研究室では、ヘリセンやホスファインドリジンをはじめとする
湾曲構造を有する非平面芳香族化合物の創製、
ならびにその機能開拓に取り組んでいます。